〜へぇなお話編〜

備長炭の歴史(名前の由来)
 その昔、中国より伝えられた炭の焼成方法が、原木の良質さや窯を作るための土が良質
 だった和歌山県につたわり、炭商が始まりました。

 中でも、紀州の備中屋長左エ門という人物の作った、商品名『備長炭』(名前の頭文字)
 が江戸に向けて販売されると、その質の良さが広く認められ、こぞって備長炭の名前を
 使うようになったのが、現在皆さんが備長炭という名前を知っている理由です。

 もしも、備中屋長左エ門さんが、登録商標でも取っていたら、現在は大変なことに
 なっていたかも知れませんね。
 
3500年前のミイラ
 先日、TVでやっておりました。
 古代エジプト王のミイラが発見されたそうです。
 
 そのミイラは、3500年も前のものにもかかわらず、腐敗の程度が軽く、最近のミイラのような
 容姿だったとか・・・

 そのミイラの、お墓は石棺の周りに大量の炭が埋め込まれていたそうです。

 3500年前の人たちが、炭の効果を既に知っていたという事実と、それを実証したミイラ・・・
 どちらもすごい事実ですね
バーベキュー
 梅雨も明けた今日この頃、皆さんはキャンプ等で炭を使う事も多いでしょう?
 
 バーベキューでは、“せっかく炭火で焼くのだからと、備長炭を用意し、いざ、火を着けようとしたら
 なかなか着かなかったなんて経験は無いですか?
 
 備長炭は硬く焼かれた高温炭(白炭)という部類に分類されます。
 この備長炭の特徴は火力の調整が比較的簡単で、火持ちが良いのが利点ですが、火付きが
 悪いという点があります。一方、黒炭と呼ばれるナラ炭やホームセンターなどで売っているバー
 ベキュー用の炭は火着きは良いのですが、火力が安定しなかったり、すすが出たり、火持ちが
 悪いという特徴をもちます。

 バーベキューなどでこの備長炭を使用する場合は、先ず、ナラ炭等のボソボソとした炭に着火剤
 で火を着けてから、備長炭に火を移すと、安定した火力で、炭火焼の奥義、『遠火で強火』という
 食材が一番美味しく焼ける状態が作れますよ。
 この黒炭から備長炭に火を移すとき、一つだけ注意点があります。
 昔から、“夏下冬上” といって夏場は火種となる炭を下にし上から火を移したい炭を乗せる、
 冬場はその逆にしろと言います。
 おそらく、日本の夏の湿気を考慮しての事と思われますので、皆様も“夏下冬上”で美味しい
 炭火焼バーベキューをお楽しみください。

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