木酢液
◆簡単説明
木酢液(もくさくえき)は、木を炭に焼成する際に出る、煙に含まれる水分を採取し貯蔵した後、タール分が沈殿または浮きます。その、中間に溜まる茶色い液体が木酢液です。

原木に窯の中で火をつけた直後の煙は、水蒸気が多く含まれているので白色をしています。
この状態では良質の木酢液は抽出できません。
火入れから3〜4日ほど経過すると原木は、炭化状態に入り煙は透き通った黄白色に変色します。この状態の時に木酢液を採取します。

採取の方法は、排煙口に長さ数十メートルの煙突を約30度くらいになるよう斜めに固定します。
その中を通る煙が、中で冷やされ煙に含まれている水蒸気が、液体となって煙突の中を下に向かって流れてきます。
その液体を一時タンクに貯蔵します。
そのタンクに貯蔵された木酢液を約数ヶ月〜1年、その水分に含まれる有害なタール分を沈殿または浮かせたあと精製して抽出します。

簡単な作業のようですが、木酢液の採取の頃合いが難しく早くから取り始めると濃度が薄くていい木酢液が取れません。また反対に遅すぎると、タール分が多くなり良質の木酢液の抽出量が少なくなってしまいます。このことから抽出のタイミングは、炭焼き職人の腕にかかっています。

この木酢液の主成分は、酢酸でそのほかに200種以上の有効成分が含まれています。これらの主成分の中には、殺虫、殺菌効果のあるものや土の中の有用な微生物のエサとなって、微生物を増殖させる働きをするものもあります。

特徴の一つに木酢液は、植物や動物などの体内への浸透性、吸収性がすぐれていることがあげられます。これは、メタノールやプロパノールのアルコール類・ケトン類・アルデヒド類など浸透性をよくする成分が含まれているからです。

●利用方法

お風呂に入れる
キャップ2〜3杯の木酢液をお風呂のお湯に良く混ぜてて入浴します。
木酢液に含まれる成分が水の分子を細かくし、やわらかなお湯になると同時に、温泉効果を発揮し、お肌はツルツルで芯から温まります。


害虫等の虫除けに
100倍程度に希釈したものを、害虫の気になるところへスプレーします
月に何度か、行うと効果的です。

生ゴミ等の消臭に
こちらも、約100倍程度に希釈したものをニオイの元へスプレーします
酢酸の効能がアルカリ性の嫌なにおいを吸着してくれます。


農薬効果の速攻性向上

たとえば、1000倍以上に薄めた木酢液は、農薬の薬効成分を浸透しやすくして散布効果を、高める働きがあります。
木酢液には、酢酸などの有機酸が多く含まれているので、いろいろな物質を溶かし込む力が大きいのです。
また、1000倍以上の濃度に薄めてもpH6以上の酸性なので水の分子を小さくする作用が働きます。このことから、農薬の成分を作物の組織によく浸透させることができるので、農薬を効率よく効かせることができます。

※最近では薄めたものを原液と称して、販売しているものもありますので、ご注意ください。


ウバ目樫の焼成(備長炭)の
際に採れる木酢液
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個人差がありますがこんな効果も伝えられています。

●抜け毛防止
木酢液を入れた、湯を使用し洗髪などすると、抜け毛が減ったとか。

●アトピー性皮膚炎に
木酢液を入れたお風呂に入るようになってから、約1週間。かゆみが治まってきたとか。

●シミが消えた
原液を綿棒に付け、気になるシミへ
だんだんシミが薄くたって来たとか

●足のガサガサに
足の裏など角質化した皮膚に、直接ぬるとガサガサ角質層がボロボロ取れて一皮向けたようなスベスベお肌になったとか。



※木酢液は、薬品ではありません。
 上記の体験談も、誰にも効果が
 あるというものではありません。
竹酢液
竹酢液(ちくさくえき)は竹を炭に焼成する際の煙から採取され木酢液と同様の方法で採取されます。


使用方法や、効能なども木酢液と同様な事が聞かれます。
が、武田の個人的な感想では
●竹酢液のほうが、臭いが抑え目のような気がする●
との事でした。


竹炭(白炭焼)の焼成の際に採れる竹酢液
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